高等職業訓練校
東京建具高等職業訓練校で建具の勉強ができます。
東京都知事認定の建具専門職業訓練校が運営されています。
人材の確保育成に60数年の歴史と実績を誇る訓練校には、毎年組合員の子弟、従業員をはじめ全国から建具作りの後継者が集まっています。
既に、1000人を超える建具専門職を養成し、卒業生は全国各地でその技を競っています。
成果発表
授業風景
授業風景
見学研修(旧三井家北泉寮)
座学授業風景
修了式
修業年限 | 2年 |
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訓練日時 | 普通学科(一般講義) 系基礎学科/専門学科(木工材料・木工機械・木材加工法・工作法・製図・生産工学概論・安全衛生・木工品・塗装法) |
特典 |
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費用 | 入校金32,000円、授業料(月額)13,000円、PTA会費(年額)3,600円 |
入校資格 | 本訓練校に入校できる方は、将来建具技能士として業界に貢献する希望のある者で原則的に東京都建具組合員(全国建具組合員)であるところの事業所に在勤する高校卒業者以上の方または、これと同等以上の学力を有する方です。 |
訓練科目及び履修時間 ※数字は履修時間
令和元年度例
普通学科 | 基礎学科 | 専攻学科 | ||||||
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科目 | 1年 | 2年 | 科目 | 1年 | 2年 | 科目 | 1年 | 2年 |
一般講義 | 68 | 60 | 木工材料 | 24 | 28 | 木工品 | 12 | 12 |
木工機械 | 20 | 24 | 工作法 | 104 | 84 | |||
木材加工法 | 20 | 44 | 塗装法 | 28 | 40 | |||
製図 | 24 | 24 | 総合実習 | 0 | 2 | |||
生産工学概論 | 12 | 12 | ||||||
安全衛生 | 16 | 0 | ||||||
集合実技 専攻実技 |
0 | 4 | ||||||
分散実技系 基礎実技 |
300 | 300 | 分散実技 専攻実技 |
972 | 966 | |||
合計 | 68 | 60 | 416 | 432 | 1116 | 1108 |
※分散実技は各事務所で行う訓練時間です。
講義概要 ※系基礎学科・専攻学科の講義概要
木工材料 | 材料の特徴、構造、組織、製材、乾燥、保存について。建具主要木材の専門的知識(識別、判別、製材、木取りなど)。単板、普通合板、特殊合板の種類と性質。他に材積計算の基礎と応用その他。 |
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木工機械 | 木工機械の種類、構造、用途、分類など。機械及び刃物の調整法と研削法。 伝導装置、機械設備及び安全法について。 |
加工法 | 各種建具の工作理論。工具、治具の使い方と調整法。 |
工作法 | 寸法取り、木削り、墨付け、ホゾ穴加工、組立て等の基本実技。 硝子戸、ガラリ、付子付荒間障子、大額障子、摺り上げ障子、R桟付障子戸の工作応用実技。一重菱の工作実技等。 |
製図 | 建具に関する建築設計製図、実技演習(姿図、多角形の描き方、透視図など)。住宅用室内建具の設計。 投影図の解説と実習。 |
生産工学概論 | 生産の合理化、経営学について。生産計画と管理。建設業と建設業法。業界の実態と今後の動向。 他に建具工事の受注について、仕様書と見積書の作成、生産各論。 |
安全衛生 | 産業安全の意義、災害の原因と傾向、木工加工作業の安全心得、安全装置の保守点検、作業環境の整備。 |
木工品 | 木工品概説(部材から寸法、工具、工法等の基礎知識)。建具の歴史、用語、種類について。 建具の取付等について。 |
塗装法 | 木製品の塗装(塗装概要、養生、作業法、建具の塗装法)。 塗料の原料とエコロジー塗装の考え方及び塗装実習。 |
その他の講義 | 【一般講義】 刃物の研ぎ、鉋の台直し実習。裏出し、裏押し。建具金物についての解説(ショールーム見学他)。 |